180センチ以上の大きいサイズの浴衣を仕立てました
大きいサイズの浴衣、仕立てました
今回は、身長180〜190センチくらいの方に向けて浴衣を一着仕立てました。地元のお祭りに着ていきたいとのことでご依頼いただいたのですが、大きめサイズの浴衣、これからもっと作っていけたらいいなあと思っています。
生地の柄は吉原つなぎ。鎖のように輪が斜めに連なった文様で、その名の通り吉原にゆかりのある柄です。輪がどこまでも途切れずつながっていく様子から「縁が切れない」「絆が続く」といった意味が込められていて、粋な柄として昔から着物や手ぬぐいなどに使われてきました。白と紺のコントラストがはっきりしているので、遠目にも柄が映えて、お祭りの人混みでも目を引く一枚になりそうです。
浴衣や着物って、レディースは「お端折り」でわりと丈を調整できちゃうんですよね。 着付けのときに腰紐の上でたくし上げれば、多少身丈が合わなくても帳尻を合わせられます。 でもメンズの浴衣は対丈(ついたけ)で仕立てるので、逃げ道がありません。
ちなみに身丈の目安も男女でちょっと違っていて、女性は身長とほぼ同じ寸法で仕立てますが、男性は身長から頭の分、だいたい25〜28センチくらい引いた寸法にします。 180〜190センチという大きめの体格になると、この身丈や裄丈をより慎重に決めないといけませんし、並幅の生地でどこまで身頃の幅を出せるか、衽(おくみ)をどう取るかといったところも、いつも以上に工夫のしどころでした。


