江戸てん、これまでの歩み

江戸てんが始まったのは2005年12月、千葉県佐倉市でした。ドメイン「edoten.com」を取得してWebサイトを立ち上げたのが、すべての始まりです。

最初は本当に手探りでした。翌2006年にヤフーオークション店、2007年にヤフー店をオープン。カタログ販売も始め、2008年の年末には楽天市場にも出店しました。地道な一歩の積み重ねでした

2009年8月に法人化し、株式会社江戸てんとして新しいスタートを切りました。2011年にはAmazon JP店をオープンし、同じ年に本店を茨城県取手市台宿へ移転しました。ここから、取手が江戸てんの拠点になっていきます。

国内での基盤が固まってきた頃、次に目指したのは海外でした。2014年にAmazon US店、2015年にAmazon EU店を開設し、越境ECへと本格的に舵を切ります。ただ、ここで和装やオリジナル商品を扱う会社ならではの課題にぶつかりました。夏の繁忙期と冬の閑散期で、売上に大きな差が出てしまうのです。

この波をどう抑えるか考えたとき、扱う商品数を増やすのではなく、販売先を増やす、つまり海外に届けることに力を入れる方向を選びました。2017年には取手市東に拠点を移し、設備投資に踏み切ります。2018年4月に捺染プリントとレーザー刻印プリントを、11月には高速大判抜染・捺染プリントの設備を導入しました。これで、オリジナル抜染商品を一枚から丁寧に作れる体制が整いました。

こうした取り組みの結果、欧州のVAT登録など税務面の手間にも一つひとつ対応しながら、2019年には売上の約3割を海外市場が占めるまでになりました。

事業が順調に進んでいた2022年7月、思いがけず椎骨動脈解離で入院することになりました。健康と会社の今後について、否応なく向き合わざるを得なくなった出来事です。ただ、この出来事がきっかけとなって、「戸頭(とがしら)プロジェクト」という新しい取り組みが始まりました。地域とのつながりを大事にしながら進めてきたこのプロジェクトは、2024年には同じエリアで3か所のテナントを構えるまでになりました。

2025年には、新たに刺繍機を導入しました。抜染・捺染・レーザー刻印に加えて刺繍という選択肢が増えたことで、できることの幅が少し広がりました。

佐倉での小さなWebショップから始まった話です。取手という土地に根を張りながら、抜染という技術を軸に、江戸てんはこれからも進化を続けていきます。これからの江戸てんも、楽しみにしていただけたら嬉しいです。

株式会社江戸てん 沿革

企業概要 商号 株式会社江戸てん 本社 〒302-0013 茨城県取手市台宿250-1 サンドエル取手1F 電話 0297-85-2096 FAX 050-3737-2292 資本金 100万円 創業 2005年12月…