越中ふんどし、気になっているけど難しそう?はじめての方への締め方ガイド

「ふんどしって、なんだか難しそう」「締め付けが痛そう」——そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。実際の越中ふんどしは、その心配とは真逆の、驚くほど楽な着け心地の下着です。この記事では、締め方の手順やお手入れ方法、越中ふんどしならではの良さを紹介します。
越中ふんどしの良さ
越中ふんどしの大きな特長は、足を上げずに着脱できることです。ズボンのように足を通す必要がないため、入院時や介護のシーン、武道の稽古など、様々な場面で活用されています。
構造も、紐と前垂れ(布部分)だけのシンプルなつくりです。お腹周りは紐で、股ぐりは前垂れの締め加減で、それぞれ自分の好みに調整できます。ゴムのような一律の締め付けがなく、圧迫感のないゆったりとした着け心地が特長です。下着のゴムの締め付けが苦手な方には、特におすすめです。

生地には木綿を使用しており、丈夫で軽く、吸湿性に優れています。汗や水分を程よく吸収し、乾きも早いのが特長です。使い込むほどに肌になじんで柔らかくなっていくので、化繊特有の肌当たりが気になる方にもおすすめです。
着物や袴、和服の下着としてはもちろん、普段使いで愛用する方も増えています。締め付け感がなく通気性が良いため、まずはお風呂上がりや就寝時だけ着けてみる、という始め方もおすすめです。
弊社の越中ふんどしは、自社オリジナルカラーを含め、色のバリエーションも豊富です。日本製の注染(ちゅうせん)・梨園染めという染め方を採用しており、裏表がしっかりと染まり、深みのある色合いに仕上がるのが特長です。ただし、注染ならではの特性上、濃い色のものは色落ちすることがあります。汗をかいたときや、他の洗濯物と一緒に洗う際は色移りにご注意ください。

締め方は3ステップ

- 前垂れをお尻側にあて、腰ひもをお腹側に回して、お腹の前で結びます。
- 前垂れをお尻側から股の間を通し、お腹側に回します。結んだ腰ひもと体の間に前垂れを通します。
- 前垂れを前に垂らし、形を整えたら完成です。
前垂れが長く出て邪魔なときは、中ほどから水平に折り上げて紐の部分に挟み込むと、長さを短く調整できます。また、前垂れの角をそれぞれ斜めに持ち上げて三角形をつくるように挟み込むと、一見ふんどしに見えなくなり、ズボンの中でのゴワつきも軽減されます。
慣れるまでのコツと、よくある失敗
紐の締め加減は、慣れないうちは分かりにくいものです。緩すぎると動いているうちにずれてしまい、逆にきつく締めすぎるとお腹周りが苦しくなってしまいます。
紐は、ウエストではなく腰骨(骨盤)のラインでしっかりと結ぶと良いと言われています。この位置で結ぶことで、ずり落ちにくく、苦しさも感じにくくなるようです。
なお、紐の結び目が体の正面に来るのが気になる場合は、左右どちらかの脇で結ぶようにしますと、ズボンのボタン部分と当たりにくくなり、邪魔になりません。
お手洗いの際は、パンツの感覚でつい紐ごとずり下げたくなりますが、越中ふんどしの場合は紐をほどく必要はありません。前垂れだけを解いて、肩や膝の上に乗せておけば対応できます。
どんな人におすすめ?
実は越中ふんどしは、弊社でも隠れた人気商品のひとつです。何度もリピートしてくださるお客様も多く、何年も直接お店まで買いに来てくださる方もいらっしゃいます。実際、新しい色が出るたびに買い足してくださる長年のご愛用者様も少なくありません。一度その心地よさに慣れると、もうパンツには戻れない、という方も多いようです。
下着のゴムの締め付けが気になる方には、特におすすめです。締め付けのない解放感と通気性の良さは、一度慣れると癖になるという声も多く、海外のお客様からも好意的な評価をいただいています。
普段使いする前に、まずはお風呂上がりや就寝時だけ着けてみるところから始めてみるのも良い方法です。締め付けのない心地よさを、まずはリラックスタイムに気軽に試してみてください。
ご購入者様の声から
実際にお使いいただいた方からは、こんな感想が寄せられています。
「軽い気持ちで挑戦してみたら、想像以上に履き心地が良かった」というお声は意外と多く、試してみるまでのハードルの高さと、実際の満足度のギャップの大きさがうかがえます。腰紐については「幅が広くしっかり締められて痛くならない」という評価もいただいており、締め付けの少なさと安定感を両立できている点が伝わってきます。
特に夏場は「汗をしっかり吸ってくれて蒸れにくい」「猛暑でも快適だった」という声が多く、暑い季節の下着として選ばれている理由がよく分かります。
一方で、生地のやわらかな風合いを好みが分かれる点として挙げる声もあります。ふんわりとした生成りの質感は肌当たりが良い反面、綿という素材や形状ならではの、洗濯やお手入れにややコツがいる、という正直な意見もいただいています。また、腰ひもの太さも評価が分かれるご意見もございます。
またご自身用としてはもちろん、ご家族への贈り物として選ばれる方も少なくないようです。「店頭ではなかなか見かけない」というお声もあり、じっくりと検討したいお客様にもオンラインなら気兼ねなくゆっくり選べるのが嬉しいポイントかもしれません。

お手入れ方法
伝統工芸「注染」のため、はじめは洗うたびに少しずつ染料が落ちてまいります。特に紺色などの濃い色は、最初のうちは色落ちが目立ちますので、使い始めの3〜4回は、たっぷりの水での単独手洗いをおすすめいたします。白色のふんどしは初めから洗濯機や、他の衣類と一緒でのお洗濯も可能です。(洗濯機でのお洗濯では洗濯ネットをご使用ください。)
濡れたまま置いておくと色移りの原因になるため漬けおきはお避け下さい。
数回の手洗いを経ると色落ちも落ち着いてまいりますので、色落ちが落ち着きました頃には他の衣類と一緒に洗濯機を使ってお洗濯いただけます。その場合、紐や前垂れが他の洗濯物と絡まりやすいため、洗濯機を使う際は必ず洗濯ネットに入れてください。肌に直接触れるものですので、すすぎはしっかりと行ってください。蛍光増白剤や漂白剤、アルカリ性の強い洗剤は、色落ちや生地を傷める原因になるため避けてください。
濡れたまま置いておくと色移りの原因になるため洗った後はすぐに水気をきります。形を整え、日陰または風通しの良い場所で吊り干しにします。タンブラー乾燥は生地が縮む原因になるため避け、自然乾燥がおすすめです。しわが気になる場合はアイロンをかけていただいても問題ありません。なお、木綿生地の特性上、お洗濯による若干の生地の縮みがございますのでご了承ください。
サイズについてよくあるご質問
弊社の越中ふんどしはワンサイズ展開が基本となっております。「体型に合うか心配」というお声をいただくこともありますが、紐を結ぶことができることと、前垂れの長さが股ぐりを通して腰紐に通すことができれば、体型を問わずお使いいただけます。

